【データ管理】おすすめデータベース系ソフト厳選4つ【価格まで明記】

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「本格的にデータ管理を行っていきたい」
「エンジニアがいなくても使えるソフトを知りたい」
「おすすめソフトの価格・特徴をざっと教えてほしい」
こんな風に思っている方へ、この記事ではデータ管理の種類やデータ管理ソフトの選び方、おすすめソフトについて詳しくご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。
データ管理とは
データ管理とは社内で蓄積している情報を、安全に保管することを言います。また近年ではデータを分析し、マーケティングに活用していくという意味も、あわせて「データ管理」と呼んでいます。では、どのようにデータを管理していけばよいのでしょうか。
データベースを使ったデータ管理
効果的にデータ管理を行うには、情報をデータベース化する必要があります。データベース化とは、データを決まった形式に整理するということです。またデータベース化には、データの検索や更新が簡単に行えるという特長があります。複数人でデータの共有がしやすく、集計作業やグラフ化、他のデータとの連携も簡単にできるといった側面もあります。本格的にデータ管理をするなら、データベース化をしていきましょう。
データベース化について詳しく書いた記事もありますので、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
データ管理の種類
データベースを使ったデータ管理にはどのような方法があるのでしょうか。気軽にできるものから順に紹介していきます。
1.Excel
まずはExcelを使ってデータベース化する方法です。「Excelってデータベース化できないんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが、設定をきちんと行えばExcelでもデータベース化することができます。
Excelは費用がかからないというメリットがある一方で、情報共有が難しく、大量のデータ保存には向かないといった側面があります。少人数で少数のデータを管理していきたいときに、有効な方法となります。
過去にExcelでデータ管理を行うコツについて書いた記事があるので、興味がある方は、こちらから読んでみてください。
2.Webデータベースソフト
Webデータベースとは、これまで紙やExcelで管理していたデータを、Web上で一括管理できるシステムのことです。Webデータベースはクラウド型なので、社内のPCだけでなく、スマホやタブレットからでもアクセスできるといった特長があります。
エンジニア以外でも簡単に運用できるノンプログラミング、ノーコード型のソフトですので、気軽に本格的なデータ管理を行っていきたい人にはぴったりな選択でしょう。記事の後半では、Webデータベースソフトのおすすめを4つ紹介していきます。
3.データベースソフトの自社開発
独自の管理画面で、高機能なデータベースを作りたい場合はこちらを選択します。作成にはプログラミング技術が必要ですので、データベースに詳しいエンジニアがいなければなりません。自分たちでデータベースソフトをインストールし、ゼロから管理画面を作成していきます。代表的なソフトに「MySQL」「PostgreSQL」「Oracle Database」があります。
データ管理ソフトの選び方3つのポイント
ここからは誰でも気軽に使える、ノンプログラミング、ノーコード型のWebデータベースソフトに的を絞って紹介していきます。
Webデータベースソフトには様々なものがあるため、ここでは選び方のポイントを解説していきます。
1.コスト
Webデータベースソフトには無料で使えるものから、月に何万円とするものまであり、提供会社によって様々な価格設定になっています。利用料は一律ではなく、データ容量や利用人数によって変わるものが多いです。ですので、容量は最低でもどのくらい必要なのか、何名で利用していくのかなどを考えたうえで、自社に合ったサービスを選んでいきましょう。
また月額利用料が安価でも、サポート料などが有料、高額なところもありますので、しっかり確認しておきましょう。
2.提供形態
Webデータベースソフトには主にクラウド型、オンプレミス型があります。クラウド型とオンプレミス型は対になる言葉です。
クラウド型はネット環境があれば、どこからでもアクセスできるといった形態。自社のPCでなくても、スマホやタブレットからアクセスすることができます。
オンプレミス型は、自社のネットワークにデータベースを構築する形態です。基本的に自社のPCからのアクセスに限定されます。オンプレミス型は、クラウド型よりセキュリティが強固であるといった側面があります。
3.サポート体制
事前にサポート体制もチェックしておきましょう。例えば、Webデータベースソフトを購入した後、既存のExcelファイルをインポートする作業は何かと大変です。サポートが手厚いところなら安心して導入することができます。
またWebデータベースソフト購入後に、操作でつまずいてしまうことはよくあります。操作方法のマニュアルが完備されているか、また問い合わせの手段、時間についても提供会社によって様々ですので、チェックしておきましょう。
厳選!おすすめデータ管理ソフト4選
おすすめのWebデータベースソフトを4つ紹介していきます。すべてノンプログラミングのソフトなので、エンジニアがいなくても気軽に導入できますよ。
おすすめデータ管理ソフトの比較表
1.PigeonCloud
直感的な操作性で、ITが苦手な人でも簡単に操作をすることができます。データに対してのコメント機能はついていますが、メッセージやチャット機能はついていません。ですので、シンプルにデータベースを作り、データ活用をしていきたい人にオススメです。
データ容量も100GBまでとなっており、気兼ねなく大量のデータを保管できます。また、サポート面も充実しており、他社では有料なことが多いデータ移行のサービスも無料で支援してくれます。
ポイント
- 容量が100GBで多くのデータを保存
- クラウド版は移行サポートを無料で支援
- PC、スマホ、タブレットOK
- データベース同士の紐づけができる
- CSVダウンロードやアップロード機能
- メニュー毎、アカウント毎の権限設定が可能
- グラフ、チャートを簡単に表示できる
費用
- 5,000円(固定)(5ユーザーまで)
- 1,000円(10ユーザーまで)/1ユーザー
- 500円(11~25ユーザー)/1ユーザー
- 400円(26~100ユーザー)/1ユーザー
- 300円(101ユーザー以上)/1ユーザー
※利用人数が多くなるほど安価になります。
2.Canbus.
データ容量に制限がありますが、どのプランもユーザー数が無制限なので、大人数で使う場合はお得です。容量を超える場合は、オプションを追加することができます。また細かくフローを組めるため、業務プロセスを可視化でき、効率的に仕事を行っていくことができます。チャット機能があり、チームで業務に関する議論を行うこともできます。
ポイント
- すべてのプランでユーザー数無制限
- スマホ、タブレットOK
- ワークフロー作成で業務を見える化
- チャットや通知機能でチーム内での情報共有
費用(月額)
- スターター:10,000円(ユーザー制限なし)
- スタンダード:35,000円(ユーザー制限なし)
- プロフェッショナル:100,000円(ユーザー制限なし)
3.楽々Webデータベース
Excelと親和性の高いクラウドサービスです。Excelデータを「楽々Web」にインポートすると、すぐにデータベースを作ることができます。現在Excelを使っていて、Excelを活かしたデータベースを作りたいという方にオススメ。Excelの手っ取り早さ、アプリの便利さ、クラウドの手軽さを一つにまとめた効率的なサービスです。
ポイント
- タブレットOK
- Excelのデータをそのままアプリに取り込みデータベース化できる
- データの入力はこれまでどおりExcelからでOK
- 項目ごとに文字数やデータの重複など細かな設定ができる
- Excelで作成することが多いアンケート業務や棚卸が簡単に
- データ同士の連携ができる
費用
- スターターパック:10,000円/10ユーザー
- スタンダードプラン:500円/1ユーザー(機能制限あり)、1,500円/1ユーザー
4.kintone
kintoneは、データを「アプリ」という単位に分けて管理するクラウドサービスです。メッセージ機能も充実しているため、社員同士でSNSのようなコミュニケーションをとることができます。
また豊富な拡張機能があるため、ファイル管理サービスなど様々なクラウドサービスと連携することができます。毎日のようにセミナーや個別相談会を行っているため、導入前後に不安があっても安心してサービスを使うことができます。
ポイント
- 業務ごとに自分でアプリ作成
- ドラッグ&ドロップで簡単な操作性
- メッセージ機能でコミュニケーションが活発化
- スマホ、タブレットOK
- 日本、中国、イギリスの3か国語対応
- 拡張機能で更なるサービスの充実
- 動画、セミナーなどが充実
費用
- ライトコース:780円/1ユーザー(機能制限あり)
- スタンダードコース:1,500円/1ユーザー
データ管理ソフトの導入を検討してみましょう
Webデータベースソフトは、誰でも簡単にデータベース化ができ、データ同士の連携や集計作業もあっという間に行うことができます。
まずは、自社でデータベースを使って何がしたいのかという点を明確にして、無料相談や資料請求から行ってみてはいかがでしょうか。データベース化で効率的に仕事を行っていきましょう!